※こちらは、学習塾idomの山本が、主に登山の様子をアップするページ

勉強とは関係のないことを呟くところです


吊り橋
吊り橋

日時は、2022年5月4日(水)の午前6時

思えば前日も山に入っていたようないなかったような・・・?

 

とても険しい道が覗いています
ここはどこでしょうか?

 

目の前に何やら鶏のトサカのような山が見えています

完全に道に迷ったのでしょうか?

鶏冠のような山容
鶏冠のような山容

その姿から、この山を鶏冠山と呼ぶことにします

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

鶏冠山(とさかやま)とは山梨県山梨市にある標高2,115mのである。 

奥秩父山塊のほぼ中央に位置し、秩父多摩甲斐国立公園を代表する渓谷である東沢渓谷の北側に屹立している。山頂付近に連なる岩峰がニワトリトサカのように見えることから、この名がある。また山梨百名山の一つでもある。

山頂より南の尾根上に第一岩峰(1,986m)、第二岩峰及び第三岩峰があり、第三岩峰(標高約2,020m地点)に山梨百名山の標柱がある。

なお、同県の甲州市漢字では同名の鶏冠山(標高1,716m)が存在するが、山名は「けいかんざん」である。

曖昧な記憶を取り戻すべく道を歩んでいきます


バリエーションルートを進む!

GPSで現在地を確認
山から出るには、10時間ほど危険な「波線ルート」を進んでいく必要がありそうですが
生還するためには、前に進むほかありません

吊り橋を渡り、少し歩くと川が見えてきました

凍てつく川
目の前に流れる川が!

ルートを遮るように、雪解け水を多く含んだ激流が流れています

先に進むにはこの川を渡らなければならないようです

 

登山靴と靴下を脱ぎ、ストックを用意して
川渡りスタート!

川渡り
川渡り

めっちゃ冷たーーーーーい!!!!!

あまりの冷たさにふくらはぎから下がもげそうです

岸に上がったあとは、足下があるかを確認します


ありますね
すぐにタオルで冷水を拭き取ります

そして、脱いだ靴下と登山靴を履き直し

登山再開! 20分くらいロスしたでしょうか・・・

 

目印はたくさんありますが、発見し損ねると大事故に繋がりかねません

ピンクテープを慎重に探しながら登りますが

川を渡ってすぐに崖のぼり
川を渡ってすぐに崖のぼり
ピンクの花
ピンクのツツジ

ピンクの花も咲いており

遠くから見ると目印と区別がつきません

引き続き慎重にピンクテープを探しながら登っていきます
標識があるとホッとしますね

目印があっても、歩きにくい道が永遠と続いています

ピンクテープ
ピンクテープ
ピンクテープと標識
ピンクテープと標識
虎の子ロープ
虎の子ロープ
道を塞ぐ倒木
道を塞ぐ倒木
根っこにつかまり、身体を引き寄せる
根っこにつかまり、身体を引き寄せる
長い虎の子ロープ登場!
長い虎の子ロープ登場!
トラバース地帯 左側は急峻な崖です
トラバース地帯 左側は急峻な崖です

倒木トンネルが道を塞ぐ!

さて、困りました

目の前には、とても大きな巨木が倒れ道を塞いています

上を登ろうにも、幹が太いこともあり

また左側が崖、一歩間違ったら谷底に落ちてしまいます

下の僅かな隙間を潜り抜けるほかありません

目の前を塞ぐ巨木
目の前を塞ぐ巨木
巨木の僅かな隙間を潜る
いざ参らん!
巨木の僅かな隙間を潜る
巨木の僅かな隙間を潜る
巨木の僅かな隙間を潜る
上半身が抜けました!
脱出成功!
トンネル脱出成功!

トンネルを潜り抜けた後も難所が続きます

道はずっと険しいのに変わりはありません

 

しばらくすると、鎖場が見えてきました

岩壁を登る
岩壁を登る
岩壁を登る
岩壁を登る
岩壁を登る
岩壁を登る
岩壁を登る2
落ちないように
岩壁を登る2
岩壁を登る2
岩壁を登る2
岩壁を登る2
岩壁を登る2
岩壁を登る2
岩壁を登る2
岩壁を登る2
吊り橋を俯瞰する
吊り橋を俯瞰する

何箇所か鎖場を登り、小ピークをクリア

険しい道を歩み続けること数時間はたったでしょうか

大きな岩壁(第3岩壁)に到着

ここは「登攀用シューズとザイル」が必須のようです

迂回して前に進んでいきます

 

せっかく稼いだ標高を一旦、下げることになりますが命には変えられません

安全な道を選んでいきます

11時00分 鶏冠山山頂

山頂に到達!
山頂に到達!

開始から、5時間

ようやく山頂に到着しました!!
残念ながら、標識は数年前の落雷によって根本から折れてしまっています
ですが、手に持つことができるのでこれも良しとしましょう

山頂から見える景色
山頂から見える景色

11時30分 下山開始

さて、山頂で食事を取ったら下山開始

道にこれ以上迷わないようきた道を慎重に下山していきます

 

登山口から山頂までをピストンで下山するということは

往路で通った全てのルートを逆方向から進むこと

つまりは、もう一度

鎖場や倒木トンネル潜り、最後の最後は「あれ」も待っています

岩壁くだり
岩壁くだり
岩壁くだり
岩壁くだり
岩壁くだり
岩壁くだり

凍てつく川渡り(復路)

さて、いよいよ朝も渡ったあの「川渡り」の時間となりました

午後は多少は、水温が上昇していることに淡い期待を抱きます
先発隊が身体を張っているので、報告を待ちます

凍てつく川渡り2
凍てつく川渡り2

「きゃ〜!」

あまりの冷たさで動けなくなっています
あまりの冷たさで動けなくなっています

残念!
水温は全く変化しておらず、先発隊1号が途中で心が折れてしまいました

なんとか避難できる岩を見つけて足を休ませます

こうなったら挑登山隊が先に川を渡り、手助けするしかないようです

用意したサンダルがお役に立ちました!
用意したサンダルがお役に立ちました!

そうだよ、そうだよ、ソースだよ

そうです!復路も持ってきたクロックスが役に立ちます

 

サンダルを履くことで足裏と指先の冷たさが少し抑えられるのと主に

川底の岩で足裏を痛めることを防げます

 

川の途中の岩上で避難していた先発隊にクロックスを貸し出します
復路は足が疲れていることもあり、多くの登山者がこの川で転倒していますが

今回は誰一人として川に落ちるものを出さずに渡り切ることができました!!

Great!!

疲れた足をアイシングすることができたので、元気に快復!
So fine!

吊り橋を渡る
吊り橋を渡る
無事に生還したことを山の神様に報告
無事に生還したことを山の神様に報告
車のキーを落としていないことも報告
車のキーを落としていないことも報告

15時30分 健忘症から復活

そうでした、そうでした

前の日も同じ山梨の山、乾徳山に入っていたのを忘れかけていました

ど〜りで挑登山隊女性2名に代わり、途中から謎の青ヘルメットが前後にいたのですね!

乾徳山は

乾徳山GPSより
乾徳山GPSより

一時期は正規ルートを外したものの、下山しながら見事、扇平手前で正規ルートに乗ることができました

5月3日(火)乾徳山 
17時25分下山→手配済みのタクシーで塩山駅へ→17:50塩山駅到着
塩山駅からは、予約してあるかいじ48号(特急)(18時02分)→新宿(19時27分)→日暮里→イブニングライナー→八千代台着

すったもんだはあったものの、予定通りの時間に八千代台に戻って来られました

終わりよければ全てよし!


この2日間で日頃の運動不足を多少解消することができたようです

 

やはり山は素晴らしいですね!

この後は定期テストに向けて勉強です

登山同様、計画性が重要です

少しでもいいので毎日継続させることが大切ですね!

目の前に見えるのは、低い里山か

はたまた剱岳か奥穂高岳か・・・・

 

目標は高く!

最終的に己を引き上げられるのは、自分しかいません


ではどこかの山、難問でまたお会いしましょう!
 See ya!


<注意>

◆登山を行うときは登山届を書き、所定の場所に提出しましょう

◆バリエーションルートを歩くときは、経験者に同伴するか複数で登ること

◆登山地図を確認し、ルートから外れた場合は、来た道を戻ること

◆万が一に備えた準備をきちんと所持しましょう

◆事前に登山保険に加入しておきましょう