今年もノーベル賞が発表され、現時点で2名の日本人の方が受賞されました。
先日、生徒からの質問で、現時点で何人の日本人がノーベル賞を受賞しているか質問がありましたが、2015年10月6日現在で24名となっています。
日本人初となるノーベル賞受賞者は湯川秀樹先生。
さて、今までに一番受賞者の多い賞はなんでしょうか?
内閣府のサイトにある日本学術会議「おもしろ情報館」に「ノーベル賞 世紀の旅〜過去から未来へ向かって〜」というページがあります。田中耕一先生(2002年化学賞)や小柴昌俊先生(2002年物理学賞)の研究などが分かりやすく書いてあるので、ぜひ読んでいただきたいと思います。
日本学術会議「おもしろ情報館」に「ノーベル賞 世紀の旅〜過去から未来へ向かって〜」
はこちらをクリック!!
さて、日本人ノーベル受賞者で一番多い賞は
物理学賞(11名)で、
化学賞(7名)、生理学・医学賞(3名)、文学賞(2名)、平和賞(1名)
と続きます。
idomスタッフの教え子には、さすがにノーベル賞受賞者はいませんが、芸能人やフードファイター、音楽家など少し変わった職業を選んだ人から、医学や法曹界で活躍している人が大勢います。
その中の一人が、ドイツからの医学留学から戻った感想を以下のように話してくれました。
「最初の週はわからないことだらけで、オペ室で起きていることもドイツ人の先生が話していることも何もかもわからず、ただ1人オペ室の隅っこで立ち尽くしているのが惨めで本当に苦痛でしたが、こんなことするためにドイツまで来たんじゃないと一念発起し、先生を待ち伏せして(笑)恥を捨てて拙い英語で質問してみました。手技を覚えてだんだん助手として術野に入れてもらえるようになり、最終週は午前午後ともに毎日術野に入れてもらえました。最後の日には手術創の縫合を任され、1人でやりきり、縫合痕を確認した執刀医に「Sehr gut!(上出来だよ!)」といってもらえた時にはめちゃくちゃ嬉しかったです。」
何事も失敗を恐れていては、何もできません。
「訊くは一時の恥、訊かぬは一生の恥」
毎日コツコツ努力する人間に育てていきたいと思います。
自分たちの叶わなかった夢を教え子たちが実現してくれることを願います。
そして、プラスのエネルギーを周りの人間に伝える影響力のある人間になってくれれば言うことありません。